2017/12/18 DAW

 情報収集にうといもので、ようやくにして SONAR が開発を終了したというような話を聞きました。
 うーん、知り合いの(というほど縁が深くありませんけど) SONAR 使いのプロの人たちはどうするんだろう。
 「これから死ぬまで SONAR の最終バージョンを使い続けるだけですが、なにか?」とかいうかなあ?

 そういえば、 SONAR ではないですが、あるプロの人は、ものすごく前のバージョンの DAW を使ってるという話をしてました。
 「バージョンアップしないんですか!?」って聞いたら、「うん、買いたい音源がたくさんあるし、エフェクトもたくさんではないけどほしいのあるから」とのこと。

 つまり、

  音源  >>>>>  エフェクト  >>> DAW のバージョンアップ

 ということですが、これはうなずける部分があります。
 なぜかというと、また別のプロの人(SONAR 使いの人)に、「実際の仕事でそれ(SONAR)に元からついてくる音源っていくつくらい使ってます?」と聞いたら、「ひとつも使ってないです」と苦笑されました。

 とはいえ、では DAW をバージョンアップしてよいことは特にないのかというとそんなこともないはずで、特に思い出すのは、 Studio One 2 から Studio One 3 のバージョンアップで「2で作ったファイルを開いただけなのに、2より音がいい!」というようなコメントをしていた方が複数いました。
 もちろん全部気のせいという可能性もありますし、2にバグが残っていただけという可能性もないわけではないですが。
 ただ、その昔、 mp3 というファイル形式が世で有名になったとき、同じアルゴリズムを使用しているはずなのにソフトによって音質が違う、ということを話していた人がいたことを記憶しています。
 また、方面は違いますが、あるソフトで絵を描いていて、そのソフトのフィルタにもアンシャープマスクがあるのに、わざわざ Photoshopで 開きなおしてアンシャープマスクをかける、という人もいるようです(よく知らないけど)。
 つまり、中でなにかすると音質は向上するのではないかということですが。

 それにしても、 DAW の開発・販売って商売になるんですかね?? ひとつ倒れるとほかもダメなような気がしてきます。